ユーザーエージェントとは?仕組みと活用法を完全解説
ウェブサイトにアクセスするたびに、ブラウザはサーバーに「名刺」のようなものを渡しています。この名刺を「User Agent(ユーザーエージェント)」と呼びます。一体これは何で、なぜこんなに複雑なのでしょうか?
ユーザーエージェント文字列の理解
User Agentは、使用しているソフトウェア(ブラウザ)、オペレーティングシステム、およびデバイス情報を識別するテキスト一行です。
例:Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_7) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/120.0.0.0 Safari/537.36
なぜ必要なのか?
- コンテンツの最適化: サーバーはUAを見て、モバイル用ページを表示するかPC用ページを表示するかを決定します。
- アクセス解析: ウェブサイト運営者は、訪問者がどのデバイスを使用しているかを把握するためにUAデータを使用します。
- デバッグ: 開発者は、特定のブラウザでのみ発生するバグを特定するためにこの情報を使用します。
ユーザーエージェントを解析する方法
生のUA文字列は、歴史的な理由から非常に複雑で読みづらいです。そのため、通常は「パーサー(Parser)」と呼ばれるツールを使用して解析します。
自分のブラウザ情報を確認する
あなたのブラウザがウェブサイトにどのような情報を送信しているか気になりませんか?無料ツールを使ってすぐに確認してみましょう。
👉 自分のユーザーエージェントを解析する
ブラウザ名、バージョン、OS、CPU、デバイスの種類を一目で確認できます。
主な構成要素
- Mozilla/5.0: 現代のブラウザが互換性のために慣習的に付ける接頭辞です。
- Platform: OS情報です(例:Windows NT 10.0、Macintoshなど)。
- Engine: レンダリングエンジン情報です(例:AppleWebKit、Gecko)。
- Browser: 実際のブラウザ名とバージョンです(例:Chrome/90.0)。