文字コードの理解:UTF-8 vs ASCII 完全ガイド
なぜ文字化けが発生するのでしょうか?開発者が知っておくべきASCIIコードとUnicode(UTF-8)の違い、そして文字化けの原因を解説します。
こんにちは!Cheetsetです。
のような謎の記号や、文字化け(Mojibake)に遭遇したことはありませんか?
これは、コンピュータが文字を読み取る際のエンコーディング(Encoding)が間違っているために発生します。今日は文字コードの世界を深く掘り下げてみましょう。
1. ASCII: コンピュータ言語の始まり
初期のコンピュータは英語しか扱えませんでした。ASCIIは7ビットを使用して128文字(A-Z、0-9など)を表現します。
'A' = 65 (0x41)
'a' = 97 (0x61)
'0' = 48 (0x30)
2. Unicode: 世界中の文字を一つに
すべての言語をサポートするためにUnicodeが作られました。世界中のすべての文字に固有の番号を割り当てます。例えば「あ」は U+3042 です。
3. UTF-8: エンコーディングの王様
UTF-8は、Unicodeを保存するための最も一般的な方法です。
- 可変長: 英語には1バイト(ASCIIと同じ)、日本語には3バイトを使用します。
- 効率性: 容量を節約しながら、すべての言語をサポートします。
- 互換性: ASCIIと完全な互換性があります。
4. 文字化けの原因(Shift_JIS vs UTF-8)
日本の古いサイトではShift_JISが使われていましたが、現代の標準はUTF-8です。これらが混在すると文字化けが発生します。
💡 解決策
1. HTMLのheadタグに以下を追加してください:
<meta charset="UTF-8">2. エディタでファイルを保存する際、エンコーディングがUTF-8であることを確認してください。
5. BOMとは?
BOM (Byte Order Mark)は、ファイルの先頭にある見えないマーカーです。
- Web開発では、トラブルを避けるために「UTF-8 (BOMなし)」を使用するのが一般的です。
まとめ
Web開発では常にUTF-8を使用するようにしましょう!これが世界標準です。